明子 ジャンプで失敗も表彰台確保 ファイナルに望み

[ 2013年11月9日 21:40 ]

フリーで演技する鈴木

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦 NHK杯第2日

(11月9日 東京・国立代々木競技場)
 優雅なスケーティングが持ち味の鈴木には苦いフリーとなった。最初の3連続ジャンプは3つ目が1回転となり、中盤もタイミングが合わず3回転が1回転に、3回転+2回転でも転倒も喫した。それでも後半には次々にジャンプを決め1・1倍のポイントを積み上げて表彰台を確保した。

 鈴木は演技終了直後は無念の表情。「ジャンプでミスして、引きずらないようにと思ったけど修正できなかった。守りに入ってしまった」と悔しさをにじませた。スケートカナダからは中1週での大会、ハードな日程も響き「疲れもあって練習とケアの割合が難しかった」とコンディション調整の難しさもあった。

 これでスケートカナダの2位、今大会の3位と合わせてGPシリーズポイントは24となった。昨年のファイナル進出ラインは22点だったことから、残り2戦を待つ形だが、進出の可能性は十分残された。五輪切符へまだあきらめるわけにはいかない。

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2013年11月9日のニュース