森田出遅れ２オーバー６１位「下から頑張って上がりたい」

７番、バーディーパットを決めれず、パターを見つめる森田理香子

ＵＳＬＰＧＡツアー　スポニチ主催２０１３ミズノクラシック～伊勢志摩～第１日

（11月8日 三重県志摩市　近鉄賢島カンツリークラブ＝６５０６ヤード、パー７２）
　賞金ランク首位の森田が２オーバーの６１位と出遅れた。１番でチップインイーグルを奪う最高のスタートを切った直後に暗転した。２番は第１打が左の林。木の根と根の間からの第２打はうまくヒットできず、ここはボギーとするのが精いっぱい。ドライバーショットが暴れ、４番まで３連続ボギーを叩いた。

　「久しぶりのイーグルだったんですけど。ショットも悪かったが、パーを取れたはずのもったいないボギーもあった」。急上昇急降下の一日をそう振り返った。１Ｗを立て直した後半は「アイアンの縦の距離が合わなかった」とチャンスも少なかった。

　スコアは納得できるものではないが、巻き返しの余地は残っている。風の影響でスコアは伸びず、首位とは６打差、賞金レースで約３５８万円差に詰められている横峯とは２打しか離れていない。「スタートダッシュはできなかったけど、下から頑張って上がりたい」。得意の大まくりのイメージはできている。