ステンソン首位　ウッズばり爆発！欧州２勝目へ６４

欧州ツアー　トルコ航空オープン第１日

（11月7日 トルコ・アンタルヤ　ザ・モンゴメリー・マックスロイヤルＧＣ＝７１００ヤード、パー７２）
　雷雨でスタートが遅れ、初日はサスペンデッドとなり、第１ラウンドは２日にわたって行われた。世界ランク３位のヘンリク・ステンソン（３７＝スウェーデン）が、８日午前に残りの８ホールを消化し、６４で首位に立った。ステンソンと同組のタイガー・ウッズ（３７＝米国）は４バーディー、２ボギーの７０で４７位と出遅れた。

　トルコ初開催となった欧州ツアー。ギャラリーのお目当ては招待出場のウッズだったが、世界ランク３位のステンソンが同組のウッズのお株を奪う爆発力で、観客の視線を自らに引き寄せた。

　「きのう、きょう（サスペンデッドの残りのラウンド）といい感じでプレーできている。いいバーディーパットも入ってくれた」。１Ｗでウッズに１０ヤード以上離されても、確実にフェアウエーをキープする手堅いゴルフで初日の１０番まで５バーディー、１ボギーとスコアを伸ばした。一夜明けて１１番から再開した８日は１３、１７番で７～８メートルのバーディーパットを沈めるなどパットもさえた。

　今秋は米ツアーの９月のプレーオフシリーズで２勝を挙げるなど絶好調。欧州ツアーの賞金ランクでも全米オープン覇者のローズを抑え現在１位。「今の状態をキープしたい」と欧州ツアー今季２勝目に照準を絞っていた。