夢の島で「こどもスポーツデー」スポーツ教室、長縄跳びで盛り上がる

[ 2013年11月9日 20:15 ]

今年も盛り上がった長縄跳び大会

 東京・江東区の「こうとうこどもスポーツデー2013」が9日、夢の島競技場などで開催された。

 江東区の児童が家族や仲間と一緒にスポーツの秋を満喫する同イベント。今年は同区が中心的な開催地になる20年東京オリンピック・パラリンピックの招致が決定したこともあり、例年以上の盛り上がりを見せた。会場では50メートル走計測、ブラインドサッカーと車いすバスケの障がい者スポーツ体験、ダブルダッチ(2本の縄を使った縄跳び)体験などがあり、子供たちが元気に動きまわっていた。

 3年目を迎えた「江東区オール小学校長縄跳び大会」には区立の44校すべてから計64チームが参加。(1)20人前後でチーム編成(2)競技時間は3分間――のルールで長縄を跳んだ回数を競い合った。決勝は予選上位8チームで争い、第五大島小の5年生チーム「五大8(エイト)」が優勝。抜群のチームワークで388回を記録し、2位以下を寄せつけなかった。主将の長井愛菜美(まなみ)さんは「皆で頑張った練習の成果が出て良かったです」とうれし泣きし、同じく主将の駒崎廉くんも「来年も出場してもっと記録を伸ばします」と胸を張った。

 各競技のトップアスリートたちがスペシャルコーチを務めるスポーツ教室も実施。スポニチ本紙評論家でもある巨人OBの吉村禎章氏、元サッカー日本代表の福西崇史氏らが参加した。吉村氏はキャッチボールやバッティング対決で熱心に指導。「江東区はスポーツの環境がとても整っているし、こういうところで子供たちと交流できて良かったです」と笑顔を見せていた。

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