原英莉花「試される」メジャー3冠への挑戦　国内メジャー初戦

関係者と談笑する原英莉花（撮影・福永　稔彦）
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　女子ゴルフの国内メジャー今季初戦、ワールド・サロンパス・カップは5月2日から4日間、茨城県の茨城GC東C（6665ヤード、パー72）で開催される。

　ツアー通算5勝の原英莉花（25＝NIPPON　EXPRESSホールディングス）は日本女子オープン、ツアー選手権リコー杯に続く国内メジャー3冠が懸かる。30日には会場で調整を行い、「春先にある1番最初のメジャー。毎年この場所に来るので、どれだけオフの期間でやってきたかというところ、前半戦の戦い方というところが試される」と開幕を見据えた。

　今季ここまで7試合を戦い、最高成績はKKT杯バンテリン・レディースでの22位にとどまる。クラブセッティングでまだ悩みがあるのが現状。「上と下の流れが一致していない。ある程度は決まっているんですけど、1本試したいのがあったので、ちょっと家から持ってきました」。ミズノ社製のアイアンヘッドとともに会場入りし、ぎりぎりまで調整を重ねる方針だ。

　もちろん、全ては結果を残すための試行錯誤。原は落ち着いた口調で「やっぱり成績は出していきたいし、大事な時期っていうのも分かっている。自分の中でしっくりきたものがあったら、スコアに結びつくと思う」と言った。通算5勝のうち3勝がメジャーと大舞台に強い25歳。真価を見せる1週間にするつもりだ。