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仙台湾で大判振る舞いヒラメ71センチ 餌も特大25センチ級マイワシ

[ 2017年8月20日 08:30 ]

71センチの大型を釣った筆者
Photo By スポニチ

 【東北の釣り】宮城県仙台湾のヒラメが釣れている。すでに90センチ(8〜8・5キロ)超も浮上。大きく竿を曲げてのやりとりは釣り人を魅了してやまない。亘理・きくしん丸に乗り込んだ。(スポニチAPC 菅野 順也)

 「今シーズンは餌のマイワシが大きいので釣れるヒラメも大判ぞろいですね。開始から好調をキープしていますが、これからさらに数が多く釣れそうですよ」と、きくしん丸をポイントへ向けて走らせる菊地憲吾船長。

 25センチ級の特大マイワシが各自のおけに配られてゴーサインが出た。「この餌に食らいつくヒラメのサイズは!…」心を躍らせながら投入となった。

 3度目の投入で私の竿に当たりが出た。「ツンツン」とわずかに伝わった瞬間からドキドキ感のスタート。道糸のテンションを保って、待つこと10秒で強い引き込みに変化してヒットに成功。釣り上がったのはメロウドを腹パンに食っている71センチだった。

 「今の時季のヒラメはベイトを追いかけるので、魚探に映る反応に船を合わせています。この釣りはある程度の運も必要ですが、餌を丁寧に扱って長い時間のヒットチャンスをキープできる人ほど良く釣っていますよ」と菊地船長が近況を語る。

 仕事を引退してからは釣りざんまいという、伊達郡・佐藤義雄さん(66)は「今日で、今シーズン12回目です。ヒラメが釣れなかったのは2回だけですが、そのときもワラサを釣りましたよ」と本日も本命ヒットに成功の好打率。

 毎週欠かさず通っているという、名取市・田島満さん(59=建設業)は「ヒラメ釣りは大きいのが期待できるところが最高だね。身が厚いので刺し身でおいしくいただいていますよ」と大判ぞろいで3匹の釣果に大満足。

 今年もきくしん丸では、12月いっぱいのロングランの予定。当日の頭は4匹と数はこれからだが、餌が大きい今が大判を釣り上げるチャンスだ。

 ▼当日使用のタックル 竿=がまかつ「デルフィーノ 50―300、道糸=ヤマトヨ「PE JIGGING 8 BRAIDED」3号。仕掛け=幹糸・同「フロロハリス」7号、ハリス同5号、親バリ=がまチヌ7号、孫バリ=がま泳がせヒラメ6号。

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