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自己最高バス52センチ ありがたや「ルアーの神様」 琵琶湖はお任せ!

フライでランカー級の大物を釣り上げた筆者
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 【奥山文弥の釣遊録】ゴールデンウイーク明け、「ルアーの神様」とも呼ばれる加藤誠司さんの案内で、バスフィッシングをしました。

 関西での出張業務が終わった翌日の朝、琵琶湖湖畔にあるジャッカルロッジの庭から出港しました。べたナギの天気予報は見事に外れ、高速のバスボート、ジャッカル号で風と波の中を目的地へとひた走ります。

 今回の目的は、フライフィッシングで“ランカー”と呼ばれるビッグなバスを釣ることです。

 琵琶湖には50センチは当たり前、「ロクマル」と呼ばれる60センチ級、「ナナマル」と呼ばれる70センチサイズまでいます。

 7年ぐらい前、加藤さんが「でかいバスが狙って釣れる」という話をしてくれた時に、「いつかフライで釣らせてくださいよ」と頼んでおいたことが、今日実現するかもしれません。前夜はワクワクしすぎてよく眠れませんでした。

 この時季は水温が上がり、深い場所から浅い場所へバスが移動してくるので、それを見つけて釣るのです。ですからまずは魚を探すことから始めます。

 しかし風が強く水面が波立っています。前日は雨で濁り水も入り水の中が見づらかったです。

 そんな“ささ濁り”状態ですから、普通の釣り方、つまり魚がいそうな場所を探って投げ続ければ、40センチ以下のサイズは簡単に釣れそうでした。しかし狙いは“ロクマル”です。

 私には見えない魚も加藤さんには見えるそうで、「あ、いた!」「え、どこどこ?」なんて会話が何回もありました。彼の目は魚探のようです。

 釣れそうな魚を見つけると、ボートを固定します。ロープについたアンカー(オモリ、またはイカリ)を下ろすのが普通ですが、浅場用にパワーポールという自動で棒が湖底に刺さる装置を使います。これを下ろすと、ボートが揺れず、移動せず、桟橋のような感じになって非常に釣りやすいのです。

 それでなくてもバスボートは安定が良く、「動く桟橋」と呼んでいたのにそれ以上の働きをしてくれます。

 私が用意したフライタックル2セット。オービスのヘリオス9フィート8番とダイワのアルトモア9フィート9番。そして大物が見つからなくても、取りあえずウオーミングアップで、45センチの太った魚が釣れました。

 そして…ちょっと自慢させてください。フライロッドでの自己最高記録です。写真の魚は52センチで2・2キロありました。

 安定したバスボートからの釣りは、非常に快適でした。フライはスティールヘッド用をバス用にアレンジしたもの。この魚、加藤さんの案内がなければ絶対に釣れない魚でした。「あのアシの左側、見える?」って適切な指示でした。

 そのあと見事な“ロクマル”を見つけてあれやこれやのフライチェンジや、ルアーで誘って…などやってみましたが、その魚は食いついてくれませんでした。

 今後は“ロクマル”を目標に、場所は遠いので通えませんが、常に意識したいと思います。

 今回も加藤さんから学ぶことは非常に多く、釣りは非常に奥が深いことを今更ながらに痛感しました。 (東京海洋大学客員教授)

 ◆東京海洋大学フィッシングカレッジ 次回の講座は6月5日(月)、同大学品川キャンパス白鷹館1階講義室で。テーマは「山と海を結ぶ川・イワナの話」。講師は筆者・奥山文弥氏。入場無料・予約不要です。詳しくは東京海洋大学ホームページを。

[ 2017年5月27日 08:07 ]

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