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美形ヤマメにうっとり 18~23センチ ヒレもピンク

[ 2024年4月22日 05:30 ]

どれも美形ぞろいのヤマメに思わずうっとり
Photo By スポニチ

 【渓流2024】遅咲きの桜をめでながら、数年ぶりに山梨県大月市を流れる桂川の支流、笹子川に妻と釣行した。目指すは幅広でパーマークの美しいヤマメとの再会。果たして結果は…。(スポニチAPC・諏訪本 修三)

 この時季に桂川本支流に釣行する際には、高速道路を利用し朝マズメの釣りを楽しむのだが、自宅よりも気温のやや低い南都留や大月市周辺では、桜の開花が遅いと予想し遅めの朝食を済ませ、午前8時過ぎに出発した。

 国道413号で道志村を通過し、都留市への道のりは思った通りソメイヨシノが満開だ。山を見上げればヤマザクラやヤマブキの花が咲き乱れる。

 桂川漁協から釣行当日、解禁に向けて稚アユを本流に放流するとの情報を得ていたことや、数日前の降雨で本流は水量が多いと判断。実績の高い笹子川に入渓することにした。JR初狩駅近くのコンビニエンスストアで入漁証を購入し、富士見沢橋から上流の矢下橋にかけてのポイントを狙う。笹子川は開けた渓流なので、この時季でも水温が高く、餌となるヒラタが多量に採取できた。水位は平水よりも約10センチ高で水色は澄みと絶好のコンディション。他に入渓者はなく、思ったポイントを狙える状況だったので妻と交互に竿を出す作戦となった。

 妻が釣った2匹のヤマメはどちらもパーマークも美しく、ヒレもピンク色に輝くうるわしい姿で思わずうっとり。続いて筆者の番。負けじと平瀬主体のポイントを次々に攻略していき、18~23センチの引きを堪能した。

 上流の矢下橋までのポイントを2時間かけて攻略し、18~23センチのヤマメを2人で計20匹。全身で自然を感じられる、大満足の釣行となった。 (東レフィッシングフィールドテスター)

 ◇当日のタックル ロッド=本流は6~7メートル、支流は5~6メートル、仕掛け=天糸は東レ「トヨフロンスーパーLハード」0・6号、水中糸は同「将鱗渓流スーパーエクセル」0・25~0・4号、ハリ=半スレ1~3号、オモリ=ガン玉1~3号。

 ▼釣況 桂川漁協=(電)0554(63)0083。日釣り券1000円、現場売り1500円、年券5000円。

 ○…桂川漁協では今月下旬にヤマメ成魚を、支流の笹子川と真木川に約5000匹放流。さらに、支流・鶴川の棡原(ゆずりはら)、西原地区には約4000匹の成魚の放流を予定している。
 

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