【センバツ】健大高崎・青柳監督「今日は佐藤に尽きる」 2年生エース称える 次戦はVS明豊

[ 2024年3月19日 17:37 ]

第96回選抜高校野球大会第2日第3試合   高崎健康福祉大高崎4-0学法石川 ( 2024年3月19日    甲子園 )

<高崎健康福祉大高崎・学法石川> 試合後、握手を交わす学法石川・佐々木監督と高崎健康福祉大高崎・青柳監督 (撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 優勝候補に挙がる高崎健康福祉大高崎(群馬)が学法石川(福島)を4-0で下し、21年以来3年ぶりの春1勝を挙げた。

 2年生エースの左腕・佐藤が甲子園デビュー戦ながら堂々の投球。7回2安打、毎回の9奪三振と快投した。2番手・石垣も力投して完封リレーでリードを守り切った。

 打線は学法石川の先発左腕・佐藤に序盤からチャンスを作りながらも1点が遠い展開だった。しかし、0-0で迎えた6回、相手の暴投で先制点。

 7回には9番・佐々木の左前適時打で加点すると、盗塁も絡めてチャンスを拡大。2番・田中の右前適時打、プロ注目の4番・箱山の左前適時打とたたみかけて計3点を加えた。

 5回まで0-0の展開に、青柳博文監督は「(相手先発の)佐藤君にうまくピッチングされて、打ちあぐんでなかなかチャンスなくて。1本勝負でと言っていた」と苦しかった序盤を回想。「1点勝負。しっかり送るところは送って、とっていこうと。7回の点は大きかったですね」と語った。

 佐藤については「今日は佐藤に尽きますね。本当によく投げてくれた」とねぎらい、「選手たちの動きが悪くて、初戦の難しさ感じました」と評した。

 仙台育英元監督の佐々木順一朗監督が率いた学法石川との対戦に「本当に良いチーム。昔からお世話になっていますので、甲子園で対戦できてうれしかった」と振り返った。

 今大会から導入された新基準バットで初戦を戦い「なかなかヒットや長打が出ないとつくづく思いました」と述べた。次戦は明豊と対戦。「今日みたいに粘り強く戦いたい」と意気込んだ。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月19日のニュース