オープン戦で最も大きな印象を与えた選手 カブスでは今永を選出、9・2イニングで19奪三振2四球

[ 2024年3月19日 09:42 ]

カブスの今永(AP)
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 大リーグ公式サイトがこの春のオープン戦で最も大きな印象を与えた選手を球団ごとに選出。カブスでは今永昇太投手(30)を挙げている。

 4年総額5300万ドルで契約、オープン戦では3試合9・2イニングを投げ、19個の三振を奪い、四球は2個しか与えていない。キャンプの間に、メジャーの打者が打席ごとにきっちりアジャストしてくることを学び、直球の使い方も特に高めの攻め方について変えている。

 9回あたり17・69個の三振について、オープン戦に過ぎないと言ってしまえばそれまでだが、今永は日本でも昨季は三振奪取王(174個)だったと付け加えている。

 ソウルで開幕するドジャースについては最も大きな印象を与えた選手はタイラー・グラスノー投手(30)。ケガに悩まされてきたキャリアだが、この春のキャンプは身体に何の問題もなく、試合でも好投を続け、首脳陣に印象付けている。

 3試合、10イニングを投げ、4安打、3四球、1失点、14奪三振、防御率0・90と打者を圧倒。開幕投手の座を勝ち取っている。

 パドレスではジャクソン・メリル外野手(20)。メジャーはおろか、3Aでもプレー経験がない若手だが、首脳陣はオープン戦で連日メジャーの投手に当て、実戦テスト。13試合に出場し、打率・351、出塁率・400、長打率・595の好成績で開幕メジャーを勝ち取った。中堅でスタメン出場の予定だ。

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