【センバツ】学法石川・佐々木監督「先制点取れば…」“4番・捕手”大栄がケガから代打復帰も

[ 2024年3月19日 17:23 ]

第96回選抜高校野球大会第2日第3試合   学法石川0―4高崎健康福祉大高崎 ( 2024年3月19日    甲子園 )

<高崎健康福祉大高崎・学法石川> 試合に敗れ、アルプスへあいさつに向かう学法石川ナイン (撮影・後藤 大輝)
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 学法石川が33年ぶりのセンバツで奇跡は起こせなかった。

 佐々木順一朗監督(64)は「勝つにはこういう展開という戦いが前半できたが、最後までは続かなかった。序盤に先制点が取れれば相手が慌ててくれたのかな」と振り返った。

 0―4で迎えた9回2死満塁。小山陽向汰が捉えた打球は遊撃へのハーフライナー。初戦敗退が決まった。

 9回1死一、二塁の場面では大けがを乗り越えた2年生・大栄利哉が代打で登場。本来なら「4番・捕手」を務めるはずの大栄。それでもこの打席に間に合った。

 大栄の打球は三邪飛に終わったが、チャンスが続いた。3番手で登板していた大友瑠が四球を選んで満塁と、最後まで強豪・健康福祉大高崎を追い詰めた。

 試合を通して笑顔を貫いた。

 学法石川にとっては33年ぶりのセンバツ2勝目。仙台育英監督を経て2018年に学法石川の監督に就任した佐々木監督にとっては春30勝目をかけた試合だったが、届かなかった。

 ネットなどでは「笑顔が素敵だった」「笑顔が印象的」「笑顔で甲子園楽しんでる」と前向きな姿勢を称えていた。

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