オリ・中嶋監督 山下舜平大に愛ある苦言「クイックのタイムも最悪」牧に二盗許し3失点目につながる

[ 2024年3月19日 18:32 ]

オープン戦   オリックス0-3DeNA ( 2024年3月19日    横浜 )

<D・オ>交代を告げるオリックス・中嶋監督(撮影・篠原岳夫)
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 オリックスは昨年10月に戦力外を通告したサブマリンの中川颯に5回まで4安打に封じ込められるなど、三塁を踏めずに零敗。16日のロッテ戦(ZOZOマリン)からオープン戦27イニング連続適時打なしで3連敗の現状にも、中嶋監督は「(若手中心だった13日の楽天戦の)静岡のメンバーの方がよく打っていたなと。どういうことや、これは」と苦笑交じりに語る余裕があった。

 森や頓宮らは今春初のフル出場と、まだまだ調整途上。指揮官は「波は必ずある。今は全員がそんな感じ。しっかり調整してもらいましょう」と10日後に迫った開幕を見据えていた。

 一方で、4回2/3で99球を投じ、3四球を与えるなど7安打3失点だった先発の山下には「あまりよくないんじゃないですか」と首をひねった。

 特に5回1死一塁では無警戒の一走・牧に二盗を許し、宮崎の中前適時打で3点目を献上。2盗塁を許した右腕に、監督は「クイックのタイムも最悪ですよね。まだそこ(改善の段階)までいってないのかもしれない。この前の時もクイックの所は全然やったし、気にしてはやっていると思うんですけど。修正点が分かってないんだったら、ちょっと良くはない」と修正を厳命していた。

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