ソフトB育成野手トリオの仲田&川村&緒方に“春が来た” 支配下昇格を近日発表

[ 2024年3月19日 06:00 ]

ソフトバンク・仲田
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 ソフトバンクの育成選手、仲田慶介内野手(24)、川村友斗外野手(24)、緒方理貢外野手(25)が支配下選手登録されることが18日、分かった。近日中に正式発表される。3選手とも春季キャンプから1軍に同行し、小久保裕紀監督(52)から高評価を受けていた。新しい背番号は、仲田が69、川村が61、緒方が57になる見込み。

 仲田は21年育成ドラフト14位、全体最終128番目の指名で注目された。強肩、堅守が売りでオープン戦10試合に出場。打率は1割台だったが、内外野5つのポジションを守った。

 川村は強打と堅実な外野守備、思い切りのいい走塁が魅力。9日のロッテ戦では本塁打も放つなど、オープン戦12試合で打率・267、4打点だった。緒方は一昨年のウエスタン・リーグで盗塁王に輝いた俊足自慢。打撃力が上がり、オープン戦9試合で打率・545をマークした。

 小久保監督は17日の西武戦後に「支配下に劣らず、後から行く選手として戦力と評価しています」と話し、野球への姿勢も高く評価していた。V奪回へ、頼もしい新戦力が増えた。

 【強肩、堅守が売り】◇仲田 慶介(なかた・けいすけ)1999年(平11)7月25日生まれ、福岡県出身の24歳。福岡大大濠では3年春に選抜に出場し、ベスト8入り。DeNAの三浦、西武の古賀と同学年。21年の育成ドラフト14位(全体最終128番目)でソフトバンクに入団。1メートル74、77キロ。右投げ両打ち。

 【強打に堅実守備魅力】◇川村 友斗(かわむら・ゆうと)1999年(平11)8月13日生まれ、北海道出身の24歳。北海では2年夏の甲子園に出場し、3回戦と準々決勝で本塁打を放つなど準優勝に貢献。3年夏も出場した。仙台大を経て21年育成ドラフト2位でソフトバンクに入団。1メートル81、88キロ。右投げ左打ち。

 【打撃向上の俊足自慢】◇緒方 理貢(おがた・りく)1998年(平10)9月22日生まれ、宮崎県出身の25歳。京都外大西では甲子園出場なし。駒大では1年秋から外野のレギュラーを獲得。同秋の東都2部リーグ戦で活躍し、1部昇格に貢献。20年育成ドラフト5位でソフトバンクに入団。1メートル74、72キロ。右投げ左打ち。

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