中日・石川昂の弟・瑛貴が東海大へ 名門で兄と同じプロを目指す

[ 2024年2月5日 17:09 ]

兄・昂弥からもらったバットを手に意気込みを語った石川(撮影・村井 樹)
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 首都大学野球リーグの東海大にスポーツ推薦で合格した中日・石川昂の弟で東邦(愛知)の瑛貴内野手(3年)が5日、取材に応じ「4年後の目標はプロ。ホームランを量産できるバッターになりたい」と新たな決意を語った。

 石川は主将で4番として昨春の選抜に出場。右の強打者として注目を集めていたがケガにも苦しんでいた。高校3年間のほとんどを右肩のケガに苦しみ「選抜も2週間前に脱臼していました」。ケガの影響で高卒でのプロ入りは断念したが、昨年8月に手術をし、今は順調に回復。「治ったらすぐにでも」とリーグ戦デビューを待ち望んでいる。

 3日に入寮した際には兄からもらった木製バットも持ち込んだ。キャンプで忙しい中、LINE(ライン)でメッセージを受け取ったことも明かし「頑張れよと送ってくれました」と笑みを浮かべた。

 プロ入りを目指す環境として自ら選んだ東海大はリーグ75度の優勝を誇る名門だ。「原監督や菅野投手など凄い選手が出ている大学。伝統ある大学だと感じています。環境面でも寮のそばにグラウンドや室内練習情があるのでいつでも練習できる」と強い覚悟も示した石川。憧れる兄と同じプロの世界へ飛び込むため、名門での鍛錬の日々が始まった。(村井 樹)

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