高橋慶彦氏 通算2000安打を達成せずに引退した理由「生意気な時期って野球選手には必要だけど…」

[ 2024年2月5日 20:02 ]

高橋慶彦氏
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 33試合連続安打の日本記録を誇る高橋慶彦氏(66)が、槙原寛己氏のYouTube「ミスターパーフェクト槙原」に出演。通算2000安打を前にした1826安打で引退した理由を明かした。

 高橋氏は「人間的な問題だね」と苦笑いした。

 「生意気な時期って野球選手には必要だけど、それが過ぎた」

 恩師である古葉監督が去ったチームで、若い野村謙二郎の台頭もあり、14年在籍した広島から1989年オフにロッテにトレード。

 ところがロッテからは1年で再び阪神にトレードされる。

 ロッテの監督は金田正一氏。シーズン中の遠征で朝の散歩を強いられ、「意味が分かりません」と反抗したことがきっかけだった。

 金田氏の腹心コーチに「慶彦、ゴマすれ」と言われたことでカチンと来たという。

 後戻りできない関係となり、トレードに至る。

 高橋氏は「あの頃のトレードってFAもないし、何かやったから」が多かったと指摘した。

 槙原氏も「そういうイメージありました。全部じゃないですけど」と笑った。

 高橋氏は「俺はいいけど(トレード相手など)相当巻き込んでる。反省してる」と振り返った。

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