日本ハム・福田光、紅白戦2試合連続安打でアピール

[ 2024年2月5日 06:00 ]

紅白戦   紅組0-1白組 ( 2024年2月4日    名護 )

紅白戦の4回、安打を放つ福田光(撮影・高橋 茂夫)
Photo By スポニチ

 コースに逆らわずはじき返す。日本ハム・福田光輝内野手(26)が新たな魅力を発揮している。4日の紅白戦で紅組の「2番・一塁」で先発出場し、4回先頭で鍵谷から左前打。3日の紅白戦でも左前打と、2試合連続安打を放ち「初実戦で結果も欲しい中、両試合安打が出ていいアピールができた」と胸を張った。

 昨季開幕直前にロッテからトレードで加入。5月21日のオリックス戦(京セラドーム)でプロ初本塁打をマークするなど、長打が光った一方で打率は・175と課題だった。「今までは力ずくで打ちにいっていた。相手の球を利用して打つのも必要」。コースに逆らわずバットを出す新フォームに修正し、逆方向への2本につながった。

 3月29日の開幕戦は古巣相手だけに、出場への思いは誰よりも強い。「143試合出たいので、まずは開幕からしっかり出ることが大事。結果が1番大事だが、自分のやってきたことを信じてできればヒットは出る。焦らずにいきたい」。開幕スタメン獲りへ、アピールを続ける。(清藤 駿太)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年2月5日のニュース