阪神・村上 第1クール1軍最多の231球投げブルペン皆勤賞 岡田監督も順調な調整ぶりに太鼓判

[ 2024年2月5日 05:15 ]

ブルペンで投げ込む阪神・村上(撮影・椎名 航)
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 阪神・村上が今キャンプの第1クールでは1軍最多となる231球を投げた。初日から4日間連続のブルペン皆勤賞。この日は85球を投げて感覚を確かめた。

 「今の段階でしか投げ込みができないので、投げておこうかなと」

 昨季は10勝6敗、防御率はリーグトップの1・75を挙げてリーグ最優秀選手賞(MVP)を獲得するなど大活躍した。その実績から既に岡田監督もアピール不要を指令。それでも4年目右腕は「(オフの間で)だいぶん肩も休まった。試合感覚はまだないですけど、投げている感じはいいので大丈夫かな」と腕を回していた。

 ブルペンで投球をチェックしている指揮官も状態の良さに目を細めていた。「(シーズンをフルで戦ったのは)去年が初めてやったし、(今年の)スタートは、どんなボールを投げるんやろって見てるけど、全然去年のキャンプと遜色ないよな」。順調な調整ぶりに太鼓判。6日からの第2クールでは「少しずつ変化球も投げようかな」とテーマを設定。今季の開幕投手候補は、今年も進化を続ける。(杉原 瑠夏)

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