DeNA・度会 怒られちゃった…フリー打撃でバット折れたのに予備用意せず

[ 2024年2月5日 05:11 ]

フリー打撃を行うDeNA・度会(撮影・島崎 忠彦)
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 度会君、怒られちゃった…。DeNAドラフト1位・度会(ENEOS)が、フリー打撃で2球目を打ち終えると、バットを取りに一塁ベンチまで駆けていった。「元々バットが折れていて気づかなかった。いつも1本で入ることが多いので、勉強です。これから2本持っていきます」。

 スイングでバットを折るのは仕方ない。だが、予備のバットを用意せずに打撃練習したことが問題だった。再び打席に戻った時も、手にはバットが1本だけ。三浦監督は「中断する時間がもったいない」と苦言を呈し、ケージ裏で見守っていた石井チーフ打撃兼走塁兼一塁ベースコーチも「もう1本持ってきておけよ。(元ヤクルトの)父親(博文氏)にも言っておかないと」と苦笑いした。

 打撃練習では51スイングで今キャンプ最多の8本塁打を右翼芝生席運んだ。内角高めのボール球を運んだ打球もあり「インハイのさばきは意識している」と底力は示した。

 キャンプ第1クールは反省とともに終了。「いろいろ勉強です。尊敬する先輩たちが多いので、これからも頑張りたい」。背番号4の視線はしっかり前を向いていた。(大木 穂高)

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