オリックス　18日のCSファイナルS第1戦、毎日放送が生中継　スペシャルゲストは吉田正尚！！

紅白戦に登板して3回2失点も、CSに向けて順調な仕上がりを見せたオリックス・山本（撮影・北條　貴史）
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　オリックスが京セラドームで主催する18日のCSファイナルS第1戦を毎日放送が生中継することが11日、分かった。同時間帯には朝日放送が“裏番組”として阪神のCSファイナルS第1戦を放送。日本シリーズよりひと足先に視聴率を巡って「関西ダービー」が実現した。

　関西ローカルで阪神戦以外が地上波で生中継されるのは異例。今季のオリックス戦の放送は6試合、生中継は3試合だった。パ・リーグ3連覇を果たした強さに加え、スター選手も多く、近年は若い女性を中心に人気上昇中。今季は主催試合の観客動員数が球団過去最多の194万7453人を数えた。

　さらに18日の中継では昨季まで中心選手だった吉田正尚（レッドソックス）がスペシャルゲストとして出演。“4冠エース”の山本の先発が決定的で、注目度では岡田阪神にも決して劣らない。

　山本は11日に京セラドームでの紅白戦に先発し、2回にT―岡田に右前2点打を浴びて3回5安打2失点。「打線の状態がいいのを確認しました」と笑い、「しっかり腕を振って投げられたんで凄く良かった」とうなずいた。中6日で挑む本番では、大観衆と視聴者の目をくぎ付けにしそうだ。

　≪頓宮が紅白戦で実戦復帰≫○…9月23日に左足薬指の疲労骨折が判明した頓宮が紅白戦で実戦復帰した。紅組の「2番・DH」で幼なじみでもある山本と2打席対戦し、空振り三振と二飛。「投手の球を見られたんで、打つのは全然大丈夫」。全治8週間の診断結果にもかかわらず、2週間余りでの合流。シートノックでは一塁に就いたものの、ランニングなどは見合わせ、「まだ走っていないんで。8週間は変わらない。まだ何とも言えないです」と慎重だった。今後は状態を日々確認しながら、CS、日本シリーズで代打などでの出場を目指す。