西武・山川 153日ぶり実戦復帰「凄く楽しく、いい緊張もあった」 フェニックスL「4番・三塁」で先発

[ 2023年10月12日 05:30 ]

フェニックス・リーグ   西武5―1巨人 ( 2023年10月11日    南郷 )

西武・山川
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 西武・山川が11日、5月11日のロッテ戦以来、153日ぶりに実戦復帰を果たした。秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」の巨人戦で「4番・三塁」として先発出場。スタメンが発表されると、場内は大きな拍手に包まれた。

 「大変うれしく思いました。凄く楽しく、いい緊張もあった」。感謝の再出発となった。5月に強制性交の疑いで書類送検され、球団からは無期限の公式戦出場停止処分を受けていた。2回先頭の第1打席は初球の141キロを打って高々と舞う中飛。「センターにフライを打てたのは悪くない」。凡退にも、納得の表情だ。続く2打席はともに四球。代走を送られ、交代した。

 守備では20年9月27日楽天戦以来約3年ぶりとなる三塁に就き、3度の守備機会があった。2回1死一塁は山瀬の三遊間のゴロを軽快にさばき、5―4―3の併殺を完成。5回1死では湯浅の打球をはじく場面もあった(結果は遊ゴロ)。「やっぱりノックの打球と実際の打球は全然違う。もっと練習していかないとね」と今後を見据えた。(福井 亮太)

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