仙台育英&土浦日大が国体両校優勝 仙台育英・山田主将はU18W杯に続く頂点で公式戦笑顔締め

[ 2023年10月12日 05:00 ]

鹿児島国体・高校野球硬式の部・準決勝   仙台育英9ー7北海 土浦日大8ー7履正社 ( 2023年10月11日    平和リース )

<仙台育英・北海>優勝を決めて笑顔の仙台育英ナイン(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 準決勝が行われ、降雨延期による影響で規定により決勝は開催されず優勝2校が決定。仙台育英(宮城)は9―7で北海(北海道)を下して11年ぶり2度目、土浦日大(茨城)は8―7で履正社(大阪)に競り勝って49年ぶり2度目の優勝を決めた。今秋ドラフト候補の仙台育英・山田脩也主将(3年)はU18日本代表で果たしたW杯の初優勝に続く頂点となった。

 ≪仙台育英 甲子園準Vの雪辱≫今秋ドラフト候補の遊撃手・山田脩也主将(3年)は8回に同点の中越え適時三塁打を放つなど2安打1打点。今夏の甲子園は決勝で慶応(神奈川)に敗れたが、最後の公式戦で優勝を決めて「笑顔で終わることができてうれしい」と胸を張った。2番手で救援し、2回2/3を3失点ながら150キロを4度マークした左腕・仁田陽翔(3年)とともに26日のドラフト会議でプロ入りの夢をかなえる。

 ≪土浦日大 9回に劇的逆転劇≫高校ラストゲームは劇的な逆転劇だった。2点を追う9回に5番・塚原歩生真(ふうま)主将(3年)の一塁への適時内野安打、守備の乱れをついた好走塁などで一挙3得点で逆転に成功。2校優勝ながら49年ぶりに頂点に立ち「チーム全員が一つになった結果です」と喜んだ。今後については「大学で日本一を目指したい」と次のステージでの活躍を誓った。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年10月12日のニュース