投手時代の“糸井嘉男伝説”を本人が激白 登板後“素人”の「球種バレバレやぞ」に「ええっ!」

[ 2023年10月12日 18:07 ]

糸井嘉男氏
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 プロ野球の日本ハム、オリックス、阪神で活躍し、昨季限りで現役を引退した糸井嘉男さん(42)が11日深夜放送のテレビ朝日「杉谷拳士が取材中」(水曜深夜2・47)にゲスト出演。同じく昨季限りで現役を引退した元日本ハムの杉谷拳士さん(32)に問われるがままに“超人伝説”の真相を語った。

 糸井さんは2004年から2012年まで日本ハムに在籍し、杉谷さんは2009年から2022年まで日本ハムひと筋にプレーした元チームメート。糸井さんは、9月6日の放送回にVTR出演した元日本ハム監督の栗山英樹さん(62)が「真っすぐなだけに突拍子もないことをやり出したり、言い出したり。結構そういうの、ありましたからね、嘉男くん」と笑顔で語っていた通り、数々の仰天エピソードで球界の度肝を抜いてきた。

 糸井さんは2003年ドラフト自由獲得枠で投手として日本ハム入り。プロ3年目の2006年に投手から外野手に転向して才能が大きく開花した。

 投手時代について「ピッチャーとして投げる時に癖ってあるんですよ、ショボいピッチャーって。“次、変化球”とかしぐさで分かるらしいんですよ」としたうえで「バット引きをしてた人に見抜かれたっていうね…」とコーチや選手、スコアラーなどの専門職ではなく「ボールボーイに見抜かれてたっていう…」と試合中にバットを片付けるスタッフに投球の癖を見抜かれたと明かした。

 このエピソードに杉谷さんも大笑いだったが、実は糸井投手の癖を見抜いたそのスタッフは前侍ジャパン監督・栗山英樹さんのマネジャーを現在している岸さんという方だそうで、糸井さんとは同学年なんだとか。

 「ボールボーイしてて。投げたあと、ベンチに帰ったら“嘉男!”って呼ばれて。“どうした?”って言ったら“球種バレバレやぞ”って。“ええっ!あとで教えて”っつって…」。この告白に杉谷さんもさすがに大笑い。糸井さんは「セット入る時に“なんかしたら変化球”“なんかしたらストレート”っていうのがあからさまに分かってたらしい」と岸さんの観察力に舌を巻いていた。

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