視力1.0なのにレーシック手術の“糸井嘉男伝説” 医師困惑も「僕は3.0になりたいんです!」

[ 2023年10月12日 18:55 ]

糸井嘉男氏
Photo By スポニチ

 プロ野球の日本ハム、オリックス、阪神で活躍し、昨季限りで現役を引退した糸井嘉男さん(42)が11日深夜放送のテレビ朝日「杉谷拳士が取材中」(水曜深夜2・47)にゲスト出演。同じく昨季限りで現役を引退した元日本ハムの杉谷拳士さん(32)に問われるがままに“超人伝説”の真相を語った。

 糸井さんは2004年から2012年まで日本ハムに在籍し、杉谷さんは2009年から2022年まで日本ハムひと筋にプレーした元チームメート。糸井さんは、9月6日の放送回にVTR出演した元日本ハム監督の栗山英樹さん(62)が「真っすぐなだけに突拍子もないことをやり出したり、言い出したり。結構そういうの、ありましたからね、嘉男くん」と笑顔で語っていた通り、数々の仰天エピソードで球界の度肝を抜いてきた。

 糸井さんは2003年ドラフト自由獲得枠で投手として日本ハム入り。プロ3年目の2006年に投手から外野手に転向して才能が大きく開花した。

 2人でトークするなかで杉谷さんから「視力が1.0なのにレーシック手術を受けたっていうのは本当なんですか?」と聞かれると「本当ですよ」とキッパリ。視力回復手術「レーシック」は通常近視の人が受けるものだが、糸井さんは現役時代に視力が1.0あるにも関わらず手術を受けたことで話題を呼んだ。

 当時について「病院の先生に5回ぐらい“本当にやりますか?”って聞かれて。“これはサーファー以来2人目ですよ”って言われた。サーファー以来2人目やった!1.0で受ける人!」と楽しそうに明かし「でも、先生!僕は3.0になりたいんです!」と医師を説得したという糸井さん。最後は担当医も「やろう」と引き受けてくれたという。

 それでも「で、結局2.0」と希望の「視力3.0」は実現せず。「あと1足りひんねん!」とこの日一番の大声を出し、いまだに諦めきれない?様子を見せた。

 レーシック手術を受けたのは「ちょうどね、野手転向した時やねん」と糸井さん。「で、ボール見えたほうがただ打てるんちゃうか?っていう単純な発想で行ってんけど」と、とにかく打ちたいという強い思いから手術を決断したと明かした。

 ただ、手術後はというと「ホンマにボールの見え方、全然変わらんくて」とまさかの結末。「球場の看板がめちゃくちゃクリアに見えるようになって。ボール(の見え方)は全く同じやねんけど(球場の看板が)ばりクリアに見えるようになって」と副産物?を明かし「やって良かったです、ホンマに」と続けると、杉谷さんは肩を上下に揺らして苦笑い&大笑いだった。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年10月12日のニュース