高木豊氏 戦力外通告を受けたあのタイトルホルダーの「再生」プランを語る「継続して責任を与えないと…」

[ 2023年10月12日 14:13 ]

高木豊氏
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 横浜、日本ハムで活躍した野球評論家の高木豊氏(64)が12日に自身のYouTubeチャンネルを更新。楽天から戦力外通告を受けた西川遥輝内野手(31)についてコメントした。

 楽天球団は11日、大量11選手に来季の契約を結ばないことを通告。その中で、一番のビッグネームが西川だった。21年オフに日本ハムを自由契約となり、楽天へ。移籍初年度となる昨年3、4月の月間MVPを獲得したものの、その後、失速。成績は下降線をたどり、今季は35試合の出場にとどまった。

 高木氏は「まあ、実力者だよな」とプレーヤーとして評価したうえで、「技術的には、まだやれる選手だと思うけど、ただ、日本ハム時代、楽天時代、いろいろ見てきたけども、(好調が)続かないな、性格的に」とメンタル面の課題を挙げた。

 高木氏は盗塁王4度の技術、スピード、バットスイングの速さなどのストロングポイントを並べつつも、「人間がやることだから、性格的なものを変えるのは、よっぽど意志が強くないと難しい」と続けた。

 西川は、まだ31歳。高木氏は「まだ球団を変えたら、(活躍できる)可能性があるところはいっぱいある」という。「この選手は継続して責任を与えないとできない選手だな」と前置きしたうえで、「レギュラー扱いで、お前がこのポジションを全うしてくれないと困る、と話して、ケツを叩けるヤツ(指導者)がいないとダメだろうな」と再生のカギを語った。

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