阪神・中野「何とか全部最後まで、フルで出たい」日本一まで“皆勤”宣言 世界一から日本Sなら初快挙

[ 2023年10月12日 05:15 ]

阪神・中野
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 山の頂上まで一瞬たりとも休まない。阪神・中野は18日開幕のCSファイナルS、突破した先に続く日本シリーズまでフルイニング出場を継続することを誓った。3月のWBCでは世界一に貢献し、レギュラーシーズン全143試合では1イニングもベンチに下がることなく完走。WBC世界一の一員が日本シリーズまで“皆勤”を続ければ初めての事例になる。

 「ここまでずっと(試合に)出てきて、自分自身ずっと出たいと思ってきた。シーズンだけで満足せず、CSや日本シリーズも含めて全部フルで出られたら自信になる。何とか全部最後まで、フルで出たい気持ちがある」

 06年の第1回WBCを制した日本代表からは青木(ヤクルト)、09年は同じく中島(当時西武)が全試合フルイニング出場を成し遂げた。どちらも日本シリーズには届かなかったからこそ、狙う価値がある記録。虎の元気印が最後までグラウンドに立ち続け、38年ぶりの日本一をその手で引き寄せる。(八木 勇磨)

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