立浪中日が新庄ハムに昨年から6連敗　指揮官「まだまだ力不足」

交流戦   中日0―4日本ハム （ 2023年6月18日    バンテリンD ）

＜中・日＞交代を告げベンチに戻る立浪監督（撮影・椎名　航）
Photo By スポニチ

　中日は日本ハム先発の北山を打ちあぐね、今季13度目の零敗。このカードは2年連続の3連敗となり、ともに昨年就任した立浪監督は新庄監督に6戦全敗となった。

　
　以下は立浪監督の試合後の一問一答。
　
　――福谷の投球
　「先発の間隔が空いたんで、立ち上がりちょっと慎重にいきすぎたのか、四球2つは痛かった。その後は良かったんですけど、始めの2点というのは今のウチのチームにとっては非常に痛い2点になってしまった」

　――北山を打てず
　「完全に力負けですよね。あの速い真っすぐに対応しきれなかった。速いボールは去年から課題と言われていますけど、やっぱり誰かが捉えられるようになっていかないと、このように抑えられてしまう」

　――石橋が2安打
　「だけですよね。それは勝てないですね」

　――石川がスタメン復帰
　「久しぶりのスタメンで、本当は来週から使おうと思っていたんですけど、ビシエドも状態がちょっと良くないんで。いいところとまだまだのところがありますけど、彼もやっぱり大きく育っていかないといけない選手。今年はどんどん使っていきながら、課題をクリアしていけるように。もちろん、こっちもサポートしていきますけど、やっぱり本人もいろんな課題をどう受け止めてどう取り組んでいくかを本人のものにしないと」

　――今日の打席はどう見た
　「最後の打席とかは捉えきれなかったんですけど。本人も自分の課題を分かって取り組んでやってきているんで。試合で結果が出だすとはこっちは思っています」

　―満塁で松山を投入
　「あえて厳しいところでは出したんですけど。結果は初球のワイルドピッチで1点取られたが、動じてストライクが入らないらないとかはなかったので。力で抑えきったのは評価できるところ」

　――祖父江の登板がかさんでいたこともあった
　「間隔はちょっと空いてたんですけど。調子いい、悪いは投手はあるんですけど、全部四球が点に絡んで。悪い連鎖反応ではないですけど、四球からの失点が多い。マウンドに立って試合で克服していくしかないと思うし、全体的にウチの選手はもっと気持ちも強くならないと。技術もそうかもしれないですけど。勝負どころで力を発揮できない」

　――日本ハムに昨年から6連敗
　「3連戦で投げた投手はいいにしてもね、うまくいけば逆（の結果）もあるような試合内容ではあった。結果3連敗したのは、うまく向こうに攻められたり、勝負どころで打てなかったり、いろんなことがありますけど。まだまだ力不足だなとすごく感じました」

　――交流戦は水曜日の仙台で残り1試合
　「4日間空く予定だったんですけど、雨で流れて。試合感覚自体はあるほうがいいと捉えてね。残り1試合、全力で勝てるように。そうやっていくしかない」