巨人3連続サヨナラならず…交流戦Vお預け 8回・門脇が盗塁死で前夜の再現ならず

[ 2023年6月18日 05:20 ]

交流戦   巨人1-2楽天 ( 2023年6月17日    東京D )

<巨・楽>8回2死一、三塁、代走・門脇(中)は二盗に失敗(撮影・小海途 良幹)
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 巨人は連日の勝負手は実らず、交流戦優勝は持ち越された。1―2の8回2死一、三塁。代走で起用された一塁走者の門脇は、初球にスタートを切った。だが、捕手・太田の好送球に阻まれ、二盗失敗。リクエストも判定は覆らず、連勝は6で止まった。

 原監督は「あそこで盗塁しちゃいけないというのは全くない話でね。ただ捕手がいいボールを放ったなと。いいスタートも切った。相手が上回った」と振り返った。前日は2点を追う9回無死一、三塁から重信が二盗に成功。反撃ムードを高め、直後に坂本の逆転サヨナラ弾が生まれた。酒居―太田のバッテリーも、状況も似た場面だったが、再現はならなかった。

 打線は6回まで早川を打ちあぐね、大城卓の一発で挙げた1得点のみ。14年以来9年ぶり3度目の交流戦Vへ、残り1試合だ。巨人が18日の楽天戦に勝ち、DeNAが引き分け以下か、巨人が引き分けでもDeNAが敗れれば決まる。原監督は「心構えとしては今日と変わらない。特別はない。頑張ります」と前を向いた。(川島 毅洋)

 《セでは最遅4500敗》巨人が今季30敗目を喫し球団通算4500敗を記録。プロ野球10球団目でセでは最も遅い到達になった。なお、現12球団で未到達は、西武(4489敗)と05年創設の楽天(1352敗)。

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