小禄 今春4強の豊見城に快勝!新チーム公式戦初勝利!4番竹下が3安打4打点の大暴れ

[ 2023年6月18日 14:32 ]

第105回全国高校野球選手権沖縄大会   小禄9―3豊見城 ( 2023年6月18日    沖縄セルラースタジアム那覇 )

<小禄・豊見城>勝利して応援席に向けガッツポーズで喜ぶ小禄ナイン
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 沖縄大会は大会2日目を迎えた。小禄が今春の県大会4強の豊見城を9―3で破り、新チームになって公式戦初勝利を挙げた。

 2回2死満塁で2番の田里天志(そらゆき、3年)外野手の三遊間を破る左前2点適時打で先制。直球をはじき返し「このチームはひとりが打てば、ノリに乗るチームなので。

自分が打ったら流れが来ると思った」と話した。4番の竹下琉揮捕手(3年)の左前適時打で2回に3点を先制した。

 4回もこの2人が連動した。1死二、三塁から田里が左前に適時打で追加点。竹下は2死二、三塁から左中間への2点三塁打でさらにリードを広げた。竹下は8回にも左前に適時打を放ち3安打4打点。「4番の仕事を果たそうと思った」と充実の表情だった。

 投げては最速140キロ右腕のエースの東江琉愛投手(3年)が7回0/38安打3失点と要所を締める力投。「周りに助けられながらきょうは投げれたと思います」と感謝。2番手の嘉数陸(3年)とのリレーで相手打線を封じた。

 昨秋は初戦敗退。春の県大会は最終的に大会で準優勝した宮古と初戦で対戦。吉元嘉邦監督によると、終盤に5点リードをひっくり返されて逆転負けを喫した。指揮官は「力はあるんですけど、ゲームで表現できていなかった」と振り返る。夏に向けて、内面から変えることをテーマに脱いだスパイクをそろえるなど凡事徹底。エースの東江は「小さなところから直してていこうと意識してきました」と言う。技術面ではマシンを145キロに設定して振り込むなど打撃中心に鍛えてきた。この成果が13安打9得点での初戦突破につながった。

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