イメチェンにスカウト評価急上昇「これは選ばれる」　「明大のマダックス」村田が150キロマーク

＜大学侍ジャパン合宿　紅白戦＞明大・村田（撮影・大城　有生希）
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　7月8日から米国で開催される日米大学野球選手権に出場する侍ジャパン大学代表選手選考合宿の第2日が18日、神奈川県平塚市で行われた。

　午前中に行われた紅白戦では明大のプロ注目右腕・村田賢一投手（4年）が2回を1安打無失点と好投した。

　リーグ戦では先発投手としての役目を全うする村田がショートイニングで躍動した。多彩な球種でコーナーを突く制球力が売りの「明大のマダックス」は自己最速を2キロ更新する150キロをマーク。本来の魅力である変化球の出し入れに常時140キロ台後半の直球が加わり、救援投手としての素質をのぞかせた。

　▼広島・苑田聡彦スカウト統括部長　こういうピッチングを見せることができると（ドラフトに）選ばれますよね。全日本大学野球選手権の決勝では力みがあったが、今日は気持ちよく投げています。腕の振りが良くて球に力がある。元々、インコースに投げられる制球力を備えている。やっぱり、ピッチャーはコントロールとハートですよ。