巨人の交流戦V逸が決定 “侍J組”戸郷3勝&岡本和8発19打点も栄冠ならず

[ 2023年6月18日 19:03 ]

交流戦   巨人1―2楽天 ( 2023年6月18日    東京D )

<巨・楽>8回2死二、三塁、中田(手前)が三ゴロに打ち取られ浮かない表情の原監督(左から2人目)=撮影・小海途 良幹
Photo By スポニチ

 巨人が楽天戦(東京D)に1―2で痛恨の逆転負けを喫し、6連勝のあとで2連敗。11勝7敗で交流戦の全日程を終え、その後、V逸が決定した。

 午後1時開始の楽天戦(東京D)に勝てば、他会場の結果しだいで2014年以来9年ぶり3度目となる交流戦優勝決定の可能性があったが、9安打しながら1点しか奪えず、逆転負け。

 それどころか、DeNAが午後2時開始のロッテ戦(横浜)に6―1で勝ったため巨人が単独首位から陥落し、1試合消化の少ないDeNAが11勝6敗で単独首位に浮上した。

 さらに、試合前まで交流戦3位タイだったオリックスがヤクルト戦(神宮)に6―0で快勝し、同じく3位タイだったソフトバンクも阪神戦(甲子園)に9―0で圧勝。11勝7敗でソフトバンク、オリックス、巨人の3チームが2位に並んだ。

 同率2位タイの3チームは全日程が終了。仮にDeNAが最終戦を落として11勝7敗で4チームが並んだとしても、巨人はTQB(得失点率)でソフトバンクを上回ることができないため、巨人のV逸が決まった。

 巨人は若き新エース戸郷が交流戦トップタイの3勝(0敗)。打線では今季から新主将に就任した主砲・岡本和がともにトップの8本塁打19打点で打線をけん引した。打撃不振だった丸が得意の交流戦で5発9打点、坂本も13年ぶりのサヨナラ弾を放つなど4発10打点と結果を残したが、9年ぶりVには手が届かなかった。

 DeNAは19日に行われる雨天順延分の日本ハム戦(横浜)で勝つか引き分ければ交流戦初優勝が決まる。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月18日のニュース