巨人ヒヤリ…菅野が打球直撃受け、マウンドに崩れ落ちる　治療後、復帰にスタンドは大きな拍手

＜巨・楽3＞3回1死、炭谷の打球が直撃しマウンドでしゃがみ込む菅野（手前）＝撮影・小海途　良幹
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　巨人の菅野智之投手（33）が9年ぶり交流戦Vが懸かった楽天戦（東京D）に先発登板。3回、右足に打球直撃を受けるアクシデントでベンチをヒヤリとさせる場面があった。

　1―0で迎えた3回だった。1死からかつての同僚・炭谷の強烈なピッチャー返しが右足甲付近を直撃。菅野はよけようとしたが間に合わず、マウンドに倒れこんだ。

　打球は大きくハネ上がり、三塁方向へ。結局、投手強襲安打となったが、菅野は顔をゆがめて痛がり、トレーナーや阿波野投手チーフコーチらが心配そうに駆け付けた。

　そして、阿波野コーチに付き添われてベンチへ。その際、菅野は支えなしで自力で歩いたが、ゆっくりとした足取りでベンチ裏へ消え、ブルペンも慌ただしい動きを見せた。

　だが、治療を終えて姿を見せると、スタンドからは大きな拍手。相手先発右腕・岸をスリーバント失敗の三振に仕留めると、辰己は二ゴロに打ち取って得点を与えなかった。