ヤクルト6連敗 7回に今季ワーストタイ1イニング6失点の救援陣に高津監督「相当疲れている」

[ 2023年6月18日 20:58 ]

交流戦   ヤクルト0―6オリックス ( 2023年6月18日    神宮 )

<ヤ・オ>6連敗しベンチを後にする高津監督(撮影・久冨木 修)
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 ヤクルトは7回に救援陣が崩れ、今季3度目の6連敗で借金は3年ぶりの16となった。6回3安打無失点と好投した先発・小沢の後を受け、2番手で7回に登板した星が先頭の頓宮にソロを浴び、その後の丸山翔、今野も踏ん張れず今季チームワーストタイの1イニング6失点。打線は村上が5月25日以来今季3度目の3安打を放つも今季6度目の零敗を喫した。

 高津監督の一問一答は以下の通り。

 ――小沢は先発転向後、好投が続いている。
 「言葉はあれかもしれないですけど、急造先発投手としては100点だと思います。よく制球もされてましたし、まっすぐも走っているように見えましたし。よく投げたと思います」

 ――継投した7回に流れが変わった。
 「難しいところだとは思いますけど、一振りで先制されたわけなので。その後の次の失点を抑えたかったですね。なんとかこの回、逃げ切りたいなといろいろ手は尽くしたつもりなんですけれど、うまくいかなかったですね」

 ――小沢は6回で変える予定だったか。
 「そうですね。最初は60、70球のめどだったので」

 ――石山、木沢、大西をベンチ外としたリリーフ陣が失点。今月はリリーフ陣の頑張りが目立っていた。
 「こういう起用法はよくないというか、チャンスを与えるという意味合いもあるんですけれども。やっぱり何度も言うように先発がしっかりしないと。週の半分近くリリーフが投げているようではダメでしょうね。火曜日に大変な週が始まると言ったのが本当になってしまったような気がして。もうちょっと先発ピッチャーがイニングを稼いでほしいなと思います」

 ――リリーフは責められない
 「そうですね。相当疲れていますよ」

 ――得点機であと一本が出ない。
 「昨日打った人が今日全く打たないというね。ランナーが出るとバットが出ない、見逃してしまう、打ってもファウル、一本が出ない。何が原因かはちょっとよくわからないですけれど、初回からあそこで一本、ここで一本というところが何度もあったので。今日は先頭がよく出たのでチャンスがなかったわけではないんですけれどね。難しいゲームでしたね」

――村上が3安打。いいきっかけに。
 「ムネが打てば自然にチャンスができる、チャンスが広がる、得点も入ると思ってますんで。今日3本打ったのは良かったんじゃないですか、気分いいと思います」

 ――市川が8回から2イニングを無失点。今後も中継ぎで起用するのか。
 「ファームの方も実は誰がいけるとなった時に、んーとなって。市川は本当はファームで先発する予定だったんですけれど、それをちょっと無理いってこちらに連れてきたもんですから。次の起用法についてはなんとも言えないですけれど、今日に関しては上がりのリリーフピッチャーが多かったので急きょ起用しました。起用法についてはなんとも言えないですね」

 ――今日は好投した。
 「こういうのを積み重ねていかないとね。なかなか次の一歩というのが難しくなっていくので。こういうのを積み重ねていってほしいですね」

 ――20日の楽天戦で連敗を止めて、セ・リーグの戦いに。
 「毎日そう思っているんですけどね。なかなかうまくいかないですね。もちろん火曜日勝ってね、交流戦締めくくりたいと思います」

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