【藤浪と一問一答】圧巻の6回無安打投球 開幕2戦目VS大谷は「できるだけ抑えられるように」

[ 2023年3月26日 07:07 ]

<アスレチックス・ブルワーズ>登板を終え質問に答える藤浪(撮影・会津 智海)
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 アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)が25日(日本時間26日)、キャンプ地のアリゾナ州メサでブルワーズとのオープン戦に先発し、米移籍後最多90球、同最長の6回を投げ無安打2失点、5四死球、3奪三振だった。4回に4四球と連続暴投が絡み、2失点したが、最速98マイル(約157・7キロ)の速球、スライダーを軸に先発の役目を果たした。以下、降板後の藤浪の主な一問一答。

 ――登板を振り返り。
 「全体的には良いイニングが多かったので良かったなと思います。4回がなければ、本当に言うことはなかったですけど修正出来たので、とりあえず良しとします」

 ――失点した4回以降、どういう点を修正したか。
 「どうしても自分の悪癖というか、体が開いて、上半身が突っ込むところが良くないところなので。その辺りしっかり落ち着いてメカニック(投球フォーム)を直せたところが良かったと思います」

 ――ブルワーズ打線に対し無安打投球
 「相手もデータないでしょうし、データがない中で何の球種を投げてくるかも分からない投手だったと思うので。きょうもメジャーの選手多くなかったと思うので。でも。良いものは良いものと捉えて、慢心せずにやっていきたいです」

 ――改めてメジャーキャンプで学んだこと。
 「米国のスタイルは凄く勉強になりましたし。アジャストしないといけない。良いものみせてもらって良い経験もしていますし、いい1カ月を過ごしているんじゃないかなと思います」

 ――開幕2戦目の4月1日(日本時間2日)のエンゼルス戦の先発が発表された。
 「チャレンジなので思い切って勝負したいですし、その場に投げられる喜び感じながら、思い切ってプレーできればなと思います」

 ――「打者・大谷」との対決もある。
 「もちろん抑えられるに越したことはないですけど、仮に打たれてもチーム勝てば良いですし。それでも日本の皆さん楽しみにしてくださっている方いると思うので、できるだけ抑えられるように一生懸命頑張りたいなと思います」

 ――今の心境はワクワク、ドキドキのどちらか。
 「現状、フラットですね。1週間前ですしね。ワクワクすることもドキドキすることも、特に今のところはない。直前になってみないと分からないですね」

 ――これまでの経験上、大舞台の直前はどうだったか。
 「寝られないとかそういうタイプではないので。多少の緊張はするでしょうけど、すごく不安になることかそういうのはないかなと思います」

 ――堂々としている。
 「そうですね、マウンドで堂々と投げられるように、技術的に固めていけるように今週1週間、練習頑張りたいです」

 ――失点した4回以降、ベンチ前でキャッチボールを投げられない中でイメージだけで修正したか。
 「ベンチ裏でプライオボールを投げられるので。それで、イメージを考えつつですね」

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