【センバツ】広陵・中井監督、真鍋慧のU18日本代表候補選出に期待「選ばれたら、彼の野球人生が変わる」

広陵・真鍋
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　第95回選抜高校野球大会第8日に行われる予定だった26日の3回戦3試合は、天候の回復が見込めないため中止となった。26日に試合を予定していた6校は、甲子園の室内練習場で汗を流した。

　広陵（広島）の中井哲之監督は、対戦する海星（長崎）の印象について「足を使ってこられたり、（投手が）うまくキレのいい球を投げてこられるイメージがあります」と話した。

　指揮官を後押しするデータもある。選抜大会における広島県勢と長崎県勢の対戦は、1980年準々決勝の広陵―諫早しかなく、広陵が4―3でサヨナラ勝ち。その試合に「1番・遊撃」で出場していた中井監督は「僕の時ですよね。僕の時代だけというのが、びっくり」と1試合しかないことに驚いた様子だった。

　同日の午後には、日本高野連から4月にU18日本代表候補選手強化合宿を実施することが発表された。世代を代表するスラッガーで高校通算51本塁打の広陵・真鍋慧内野手（3年）も候補に挙がる。中井監督は「（現広島の）河野もそうだったが、そういう場所でいろんなことを感じて帰ってきてくれると思う。候補選手に選ばれたら、彼の野球人生が変わると思う」と、選ばれるにふさわしい活躍を期待した。