カブス鈴木誠也 打撃練習でさく越え連発「目を閉じないと。喜びすぎてはいけない」とロス監督が笑顔

[ 2023年3月26日 09:09 ]

カブス・鈴木誠也(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(28)が25日(日本時間26日)、フィールドに出て打撃練習、左中間、左越えとさく越えを連発、快音を響かせた。ケージの後ろで見ていたデビッド・ロス監督が、その場から離れてファールエリアで見ていた記者たちに近づき「目を閉じないと。だから皆さんのところに来た。喜びすぎてはいけない」と笑顔。「良い音だね。バットからいい感じで打球が飛んでいる。スイングが自然だし、力が入っていない」と評した。大リーグ公式サイトが報じている。

 鈴木は左わき腹の張りでワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場を断念、3月30日の開幕日も負傷者リストで迎える。しかしながら3月中旬から練習を再開し、打撃練習では素振りに始まり、ティー打撃、トスバッティング、屋内ケージと徐々に強度を上げてきた。そしてこの日は屋外でさく越え連発。ロス監督は今後について、まずはマイナーの試合に守備のみで出場すると明かした。「願わくばかなり早く」とのこと。実戦で打席に立つのは、チーム本体がアリゾナを離れる3月28日以降になり、マイナーの試合で打席数を増やしていく。4月のいつメジャーの試合に出られるかは、現時点ではまだ不明。

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2023年3月26日のニュース