楽天 侍ジャパンの松井裕が復帰登板で1回を3者凡退 「投げたいストレスとためて帰って来た」

[ 2023年3月26日 19:14 ]

オープン戦   楽天1―3巨人 ( 2023年3月26日    東京ドーム )

<巨・楽>8回から登板した松井裕 (撮影・西川祐介)
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 帰ってきた。侍ジャパンの一員としてWBCに出場していた楽天・松井裕樹投手が巨人戦で復帰登板。まだコンディションが万全ではない中、1回20球を投げて無安打無失点に抑えた。

 「無事に投げられて良かった。僕はあまり試合に出ていない。投げたいストレスをためて帰ってきた。イーグルスのために毎日でも投げたい」

 2点ビハインドの8回にマウンドに上がり、松田をこの日最速の147キロ直球で空振り三振。ブリンソン、坂本も抑えて3者凡退だった。

 WBCでは10日の1次ラウンド・韓国戦で1イニングに投げたのみ。その日以来の登板でフォームの課題、そして解決のヒントも見つかったといい「投げられたことに意味がある。いい時間になった」と笑顔で話した。

 30日の開幕まで残り4日。開幕ベンチ入りするかは「自分の状態が整っていなかったら迷惑がかかる。責任を持って大事なマウンドに上がれる状態なら力になりたい」。今後、体調などを含めて慎重に判断したい考えだ。

 世界一となってシャンパンファイトも経験したが「このチームでビールかけをしたい」と松井裕。シーズンでは思う存分、腕を振る。

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