阪神・近本　自身7試合ぶり適時三塁打も「いい形じゃないですね」その真意とは？

オープン戦   阪神7―0オリックス （ 2023年3月25日    京セラD ）

＜神・オ＞6回、近本は適時三塁打を放つ（撮影・平嶋　理子）
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　阪神・近本が大山、輝に負けじと結果を残した。6回2死一塁で放った三塁打が自身7試合ぶりの適時打となった。見逃せばボールの可能性もあったコットンの外角高め150キロ直球を右翼線へ。だが、本人は首を横に振った。

　「いい形じゃないですね。狙った球でもなかったし、狙ったところに打ったわけでもなかった。あそこのコースはあそこに飛んでいっちゃうんだ、という感じ。左中間（に飛ばすの）が理想なので、真逆に行った」

　今はあくまで準備段階。結果よりも内容を重視しており、「その前のショートゴロの方が良かった」と、3回先頭で山崎福の外角直球を痛烈にはじき返した凡打には好感触をえていた。この日の5打数1安打でオープン戦打率・200。過去4年で通算630安打のヒットマンの本領は、これからだ。