侍ジャパン　世界一の経済効果654億円に上方修正　関大・宮本名誉教授「これまでにない盛り上がり」

23日、帰国し待ち受けたファンに手を振る栗山監督（撮影・藤山　由理）
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　世界一効果で経済効果が上方修正された。侍ジャパンが3大会ぶりに優勝したWBCの盛り上がりを受け、関西大の宮本勝浩名誉教授（78）が25日、経済効果の推定額を修正。2月に発表した約596億4847万円を約58億円上回る、約654億3329万円に上振れした。

　「これまでにない盛り上がりだった。チケット、飲食、グッズなどの売上額が予想を超えた」と宮本名誉教授。地上波7試合の視聴率は全て40％超え。いずれもチケット完売で、グッズ売り場に連日長蛇の列ができた。宮崎合宿からの売上額を前回より10～20％アップさせて計算。直接効果が前回より約26億円増の約302億9319万円となり、そこから約654億円という数字を導き出した。