151キロ右腕・平野擁する専大松戸 持丸監督「平野のためには良かった」次戦は継投も視野

[ 2023年3月26日 16:04 ]

 第95回選抜高校野球大会第8日に行われる予定だった26日の3試合は、天候回復が見込めないため中止となった。今後の日程は一部変更され、準決勝の翌日に予定されていた休養日がなくなる。4月1日に決勝戦を行うことは変わらない。

 26日に試合を予定していた6校は、甲子園の室内練習場で練習を行った。今大会の出場選手で最速の151キロ右腕・平野大地(3年)を擁する専大松戸(千葉)は初戦の常葉大菊川(静岡)戦で選抜初勝利。平野は7安打完封しており、持丸修一監督は「平野のためには良かった」と、雨天順延を前向きに捉えた。

 3回戦でも平野の先発が予想されるが、今後は勝ち上がれば試合間隔も短くなる。持丸監督は「(球数は)80から90くらいかな。ここからは連戦に近い間隔なので」と、継投も視野に入れて戦う考えを明かした。

 3回戦で勝利すれば、持丸監督にとって1大会2勝以上は初となる。大森准弥主将(3年)は「監督さんのキャリアハイと僕たちが目標とするベスト8以上を達成できるチャンスなので、全員が笑顔になれるようにしたい」と意気込みを語った。

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2023年3月26日のニュース