侍・栗山監督が明かした 大会期間中に最も印象に残っている鈴木誠也と栗林良吏の言葉

[ 2023年3月26日 23:15 ]

23日に帰国した栗山監督(撮影・藤山 由理)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、09年の第2回大会以来14年ぶりに世界一に輝いた侍ジャパン・栗山英樹監督(61)が26日放送のテレビ東京「みんなのスポーツ」(後10・54)に生出演し、大会期間中に印象に残っている言葉を明かした。

 世界一奪還までの軌跡を振り返ったVTRの後に、大会期間中に最も印象に残っている言葉を聞かれた栗山監督は「本当にたくさんいろんな言葉が胸の残ってますけど、1つ、2つ挙げろっていうと、まずは鈴木誠也選手がケガで来れなくなって(不参加が)決定したときに電話で話した誠也の“すいません”という言葉」と挙げた。

 また「それから栗林投手が(チームを)離れなきゃいけなかった時に本当は本人は“残してください”って凄く言いたかったと思う。僕に。でも、本当にいろんなことを考えて、彼も何も言わずに“わかりました”って。僕はそのピッチャーをケガさせちゃいけないと思ったんで。その時の栗林投手の“わかりました”って。何も言わないその表情というか、言葉よりも重かった。試合に出てる人じゃない、そうじゃない人たちの思いみたいなものが今回の世界一につながった」と振り返った。

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2023年3月26日のニュース