アスレチックス藤浪“怪投”　6回を5四死球＆3暴投で2失点も無安打投球　4・2エンゼルス戦先発決定

＜アスレチックス・ブルワーズ＞2回、空振り三振を奪う藤浪（撮影・会津　智海）
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　アスレチックスの藤浪晋太郎投手（28）が25日（日本時間26日）、キャンプ地のアリゾナ州メサでブルワーズとのオープン戦に先発し、6回無安打2失点、5四死球、3奪三振だった。4回に4四球と連続暴投が絡み、2失点したが、最速98マイル（約157・7キロ）の速球、スライダーを軸に圧倒した。

　突然の乱調だった。2点リードの4回。先頭打者のウインカー、続くブロッソーに連続四球を与えると、4番トロの5球目に暴投で二、三塁となり、6球目に再びワンバウンドの暴投で失点。5番アンダーソンの遊ゴロ併殺の間に2点目を失い同点に。続くウイーマーに再び四球を与えたが、後続を打ち取り、ビッグイニングは防いだ。

　一方、4回のイニング以外は危なげなく、先発の役目を果たした。試合前に4月1日（同2日）の開幕2戦目・エンゼルス戦の先発が発表された。開幕前最終登板に若干の不安を残したが、無安打の“怪投”で藤浪らしさを示した。