松坂大輔氏 WBC準決勝メキシコ戦で始球式 「平成の怪物」から「令和の怪物」に熱きバトン

[ 2023年3月20日 22:25 ]

本紙評論家・松坂大輔氏

 松坂大輔氏(42)が日本時間21日午前8時に米マイアミのローンデポ・パーク行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝メキシコ戦で始球式を務めることが分かった。キャスターを務める20日のテレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜後9・54)内で発表された。

 大会取材のためマイアミ入りしている松坂氏。番組内で現地からメキシコ戦に先発する佐々木朗希投手(21)への直撃取材をレポートし大きな期待を口にする中、テレビ朝日の安藤萌々アナウンサーから「朝8時からの準決勝、その始球式を松坂さんが投げるんです!」と紹介されると、照れ笑いを浮かべた。大越キャスターからジョーク交じりに「おめでとうございます…というか、佐々木投手よりも速いボール投げないでくださいよ」と話を振られると、松坂氏は顔の前で手を大きく横に振り続けながら「大丈夫です。それはないです」と苦笑いを浮かべていた。

 負けたら終わりの決戦に先発する若き侍エースの一人・佐々木朗。第1回の2006年、第2回の2009年に計6勝を挙げ日本を世界一に導き、2大会連続でMVPに輝いた「平成の怪物」から、今大会のチェコ戦で鮮烈な侍デビューを果たした21歳「令和の怪物」へ渡される勝利のバトン。松坂氏はメジャー時代のメッツ在籍時に登板経験もある決戦の地「ローンデポ・パーク」のマウンド。2人の「日本の怪物」に世界中から注目が集まる。

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