阪神・渡辺諒　中野に二塁渡さん！　マルチ安打で打率・364まで浮上

オープン戦   阪神0－3ヤクルト （ 2023年3月19日    神宮 ）

初回2死、渡辺諒は左中間二塁打を放つ（撮影・大森　寛明）
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　阪神・渡辺諒が「3番・二塁」で先発出場し、3打数2安打と気を吐いた。初回2死から左中間二塁打を放つと、6回1死一塁からも右前打。オープン戦打率を.364まで上げた。

　「その後の打席（4回の右飛）とか、ゾーンの球をもっとしっかりととらえきれるようにしたい」

　マルチ安打にも反省の言葉を並べるあたりが、頼もしい。ペナントレースで中軸3番としてスタメン起用される可能性は不透明。「後ろに大山さんがいて、テル（佐藤輝）がいるのでチャンスでつなげる意識で立ちました」。打順にとらわれることなく、2番のときと変わらないスタンスで結果を出した。

　二塁のポジションを争うライバルの中野は侍ジャパンに選出されてWBCに出場中だが、帰国しても、すんなりと開幕スタメンを譲るつもりはない。