【センバツ】海星が社に快勝 加藤慶二監督は「失敗してでも走っていくことを徹底」機動力に手応え

[ 2023年3月20日 10:56 ]

第95回選抜高校野球大会1回戦   海星5-1社 ( 2023年3月20日    甲子園 )

<第95回選抜高校野球大会 第3日 社・海星> 5回、2点三塁打を放った海星・田川 (撮影・須田 麻祐子)
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 海星(長崎)が社(兵庫)を下し、初戦を突破。7年ぶりに春白星をつかんだ。

 相手先発・高橋の立ち上がりを攻め、初回1死三塁から永田の左犠飛で先制。2回も1死二塁から角野の右前適時打で加点した。2-1に迫られた直後の5回は2死一、二塁から田川の2点三塁打で突き放した。

 投げてはエース左腕・吉田が7回134球を投げ、1失点と力投。2番手・高野もリードを死守。試合を優位に進めた。

 試合後、加藤慶二監督は「近畿の代表のチームなので粘り強さ感じました。しんどくても粘っていこうと思っていました」と安堵の表情。機動力を使っての得点に「うちは打力があるチームではないので失敗してでも走っていくことを徹底しました」とうなずいた。

 134球を投げた吉田については「もともとピンチでも粘れる投手なんですけど球数がこんなに多くなったのは初めて。正直、中盤いくまでは動揺しました」としながらも力投をねぎらった。

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