侍ジャパン 準決勝の球場で全体練習 “秘策”極端シフト試した

[ 2023年3月20日 04:30 ]

本番会場のマウンドを確かめる佐々木朗(撮影・会津 智海)
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 メキシコとの準決勝を翌日に控えた侍ジャパンは19日(日本時間20日未明)、舞台となるローンデポ・パークで全体練習を行った。内外野のシートノックで外野フェンスの跳ね返りや、内野の人工芝やアンツーカー部分の球の転がりや跳ね方などを入念に確認した。

 さらにメキシコ対策の秘策として極端な守備シフトも確認した。三塁手の村上が遊撃の位置に動き、遊撃手の源田や中野が二塁ベースの右を守った。準々決勝のイタリア戦では相手が極端な守備シフトを敷いてきたが、決戦に備えてこれまであまり見せていなかった形をテストしていた。

 大谷はルーティンとなっている重さの異なる「プライオボール」を使った壁当てで体を温め、水原一平通訳とキャッチボールを行った。打者に専念する予定だが、距離を最大で30メートルほどに延ばし、状態を確認した。

 また今永、戸郷、松井裕、宮城、高橋奎は球場のブルペンに入り、投球練習を行った。

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2023年3月20日のニュース