ソフトB・中村晃“鬼の形相”でダメ押し3ラン 申告敬遠後に「場面的に絶対、打ちたい。気合を入れた」

[ 2022年9月25日 04:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―0ロッテ ( 2022年9月24日    ペイペイD )

<ソ・ロ>4回、3ランを放つ中村晃。投手・二木(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクが前半に得点を重ね、プロ初完封勝利を挙げた先発の板東を援護した。まず三森が初回の初球本塁打。二木の高め直球を叩いての先制8号ソロに「しっかり準備し入れた結果と思います」と胸を張った。

 柳田が続く。1―0の2回2死一、三塁で右前適時二塁打で加点し「必死に食らい付いて打つことができた」と喜んだ。さらに中村晃。2―0の4回2死二塁で4番のデスパイネが申告敬遠され、鬼の形相で打席に向かった。「場面的に絶対、打ちたい。気合を入れた。気持ちがなくなったら終わり。常に持っています」。5番打者は“なめんな”とばかりに初球直球を右翼席に6号3ラン。バットを放り投げて叫んだ。

 前夜は12安打ながら3得点で逆転負け。この日も初回、2回と2度の満塁機で1本が出ずやきもきしたが、中村晃の一振りで勝負を決めた。藤本監督は「柳田のタイムリーから(中村)晃。あの敬遠のあとで(一発は)大きい」と称えた。

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