大谷翔平 10試合連続安打 貴重な同点2点打で今季92打点

[ 2022年9月25日 08:57 ]

ア・リーグ   エンゼルスーツインズ ( 2022年9月24日    ミネアポリス )

<ツインズ・エンゼルス>3回、適時打を放つ大谷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は24日(日本時間25日)、敵地ターゲット・フィールドでのツインズ戦に「3番・DH」で出場。1―3の3回1死二、三塁からの第2打席で、10試合連続安打となる同点の中前2点打を放った。

 初回2死からの第1打席では左邪飛に倒れたが、第2打席で今季12勝を挙げているツ軍先発・ライアンの投球を確実に捉えた。カウント1―2から外角高め94マイル(約151キロ)の直球に逆らわずコンタクト。鋭い打球は中前へと達した。14日(同15日)のガーディアンズ戦から続く連続試合安打を「10」に伸ばした。

 前日の試合では、今季26度目の投打同時出場を果たし、投手としては5回0/3を2失点にまとめてメジャーでの自己最多を更新する14勝目をマーク。野茂英雄、松坂大輔、ダルビッシュ有に次いで日本人投手4人目となるシーズン200奪三振を達成した。さらに打撃でも3-2の7回2死一、二塁から中前打を放ち、貴重な追加点をたたき出して自らを援護した。

 登板翌日でも好調ぶりは際立った。試合前の時点で通算成績は、投手としては26試合で14勝8敗、防御率2・47。打者は146試合で539打数146安打、打率・271、34本塁打、90打点、11盗塁となった。投球回数は現在153回で、162回の規定到達までは残り9イニング。すでに達した規定打席と合わせ前人未到の”W規定到達”が視界に入っている。

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