潮田玲子氏、狩野舞子氏が日本ハム―楽天でファーストピッチセレモニー きつねダンスも披露

[ 2022年9月25日 19:11 ]

<日・楽>ファーストピッチを務めたバドミントン元日本代表・潮田玲子さん(左)とバレーボール元日本代表・狩野舞子さん(右)(撮影・高橋茂夫)
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 バドミントン元日本代表・潮田玲子氏、バレーボール元日本代表・狩野舞子氏が25日、札幌ドームで行われた日本ハム―楽天戦でファーストピッチセレモニーを務めた。

 話題のきつねダンスをしながらグラウンドに登場した2人だったが、潮田氏は「元アスリートとして一発ビシッとストライクを取りたい」。狩野氏も「一発本番なので一発で決められるように頑張りたい」と投球前には元アスリートらしく真剣モードに。ともにノーバウンド投球を披露し、潮田氏は「ちょっと下目にいって悔しかった」と話し、狩野氏は「楽しかった。緊張しました」と振り返った。

 潮田氏が背番号「0」、狩野氏が「15」のユニホームを身につけたが、その意味は「0(レ)い(イ)5(5)」と2人で「レイコ」となるように遊び心も見せた。

 日本ハムの印象について潮田氏は「(札幌ドームに)来たことがなかったので、最後に来られて貴重な時間をいただけて凄くうれしい」。狩野氏は「新庄さんが天井から降りてきたシーンがいまだに忘れられない」と話した。

 一般社団法人「Woman’s ways」でそれぞれ代表と理事を務める潮田氏と狩野氏は、試合前に「女性アスリートに学ぶスポーツとの向き合い方」セミナーを開催。潮田氏は「自分たちが現役の時は、月経によってパフォーマンスが低下して体の波が必ずあるんですけど、我慢が当たり前だった。もっと正しい知識を身につけてストレスなく続ける環境があれば、日本のスポーツ界にもいい影響を与えることができると思います。私たちが経験できなかったからこそ、立ち上げてできたらいいよね、ということがきっかけだった。意義のある活動として定着できたら」と説明した。

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