ダルビッシュ 10年ぶりメジャー自己最多タイ16勝目 6回5安打2失点、毎回8K

[ 2022年9月25日 12:25 ]

ナ・リーグ   パドレス9ー3ロッキーズ ( 2022年9月24日    デンバー )

ロッキーズ戦に先発したパドレスのダルビッシュ(AP)
Photo By AP

 パドレスのダルビッシュ有投手(36)が24日(日本時間25日)、敵地デンバーで行われたロッキーズ戦に先発し、6回5安打2失点と力投。チームは9-3で快勝し、自身6連勝でメジャー移籍初年度の2012年に並ぶ自己最多タイの16勝目を挙げた。

 
 初回、先頭に右越えソロを被弾も3回に味方が逆転。5回にも味方の援護があった。直後に1点差まで迫られたが、中堅・グリシャムの好捕などにも助けられてリードを守った。7回には味方打線が一挙6点でさらにリードを広げた。ダルビッシュは毎回となる8奪三振をマークした。

 試合前の時点で16イニング連続無失点。21試合連続で6イニング以上を投げ、23回のクオリティ・スタート(QS)、QS率は82・1%はリーグ単独トップだった。WHIP(1イニング当たりに許した走者の数)0・93もリーグ2位と非の打ちどころのない数字が並ぶ。今月19日にはメジャー移籍後初の週間MVPも受賞するなど、シーズン後半になるにつれ調子を上げてきた。

 これで日米通算188勝目。プレーオフのワイルドカード争いを繰り広げる中、円熟味を増した投球で確実にチームを勝利へと導いた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月25日のニュース