巨人、崖っ縁! 自力CS消滅&16年ぶり2年連続負け越し決定 最下位に完敗 菅野5回途中4失点KO

[ 2022年9月25日 17:08 ]

セ・リーグ   巨人1―7中日 ( 2022年9月25日    バンテリンD )

<中・巨>5回途中、3失点で降板する菅野(左、右は桑田コーチ)(撮影・沢田 明徳)
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 巨人は最下位の中日に敵地で連敗。自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出が消滅するとともに2試合を残してシーズン負け越しが決まった。巨人の2年連続負け越しは2006年以来16年ぶりで、原辰徳監督(64)にとっては通算16年目の指揮で初となった。

 中5日で先発マウンドに上がったエース菅野が2回、2死走者なしから高橋周、鵜飼、土田に3連打されて失点。菅野は8月30日のヤクルト戦(京セラD)から5試合連続で3回までに先制される展開となった。3回には2点目を失い、結局、5回途中8安打4失点で降板。14勝した2020年以来2年ぶり8度目の2桁勝利を逃して今季7敗目を喫した。

 打線は相手先発左腕・大野雄に5回まで二塁すら踏めず、散発2安打無得点。0―5で迎えた6回には先頭の代打・増田陸が中前打を放ってチャンスメークし、1死後に坂本、丸、中田の3連打で1点返して大野雄をマウンドから引きずり下ろした。だが、なおも続いた1死満塁で岡本和、ポランコが2番手右腕・谷元に打ち取られてこの回1点どまり。反撃ムードもしぼむと、その裏に4番手として投入したローテーション投手の右腕・山崎伊が2失点と攻守ともに精彩を欠いた。

 なお、巨人は5カ月ぶりの月間勝ち越しとなった9月を11勝7敗1分けで終了。残りは10月1、2日に行われるDeNAとの2連戦(横浜)のみで、自力は消滅したものの逆転でのCS進出に望みを懸けることになった。

 ▼菅野 大事な試合で自分の役割が果たせなくて申し訳ないです。

 ▼中田 (6回にチーム初得点となる中前適時打)なんとか1点でも返していきたい場面だったので、ランナーを還せてよかったです。

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